2012年3月1日木曜日

Li-Poカットオフシステム

最近は安価でも手に入れることができるようになり、また普及に伴い取扱いの知識もかなり浸透していきつつありますが、まだまだ使用時などにおいてご質問をうけることも多いため、安全に使用していっていただくためにも、少し記事にしてみました。

Li-Po/Li-Fe バッテリーについてです。(今回はLi-Poで説明します。)
出力も高く、容量も大きな物があり、なおかつ軽量ということで、昨今のレースシーンでは、もはや必須アイテムと言ってもいいほどの物ですが。
使い方ひとつでダメージを受けてしまうほど、デリケートな製品です。
と、言いましても使用可能電圧範囲さえ守っていれば、問題はありませんので。
今回は特に、使用範囲の最低電圧。つまり放電の方を説明します。

Li-Poの場合、使用可能電圧範囲は1セルあたり、3.125Vまでと決まっています。
この電圧を下回ってしまうと、バッテリーにダメージを与えてしまうわけです。

これは、最終的に使用後のバッテリー電圧が最低値よりも上であればいいというわけではありません。

RCカーで使用するうえで、急発進や急停止、クラッシュなど。突然大量の電気を要求される場合があります。

そんな時、上図のようにカットオフを使用していないと、瞬間的に最低電圧を下回ってしまうことがあります。この瞬間でもバッテリーにダメージを与えてしまうのです。

ノバックのカットオフシステムを使用していれば、そうならないように、最低電圧の手前で送電を停止し、バッテリーを保護してくれます。

Li-Feは使用可能電圧が違うので、注意してください。
Li-PoやLi-Feのカットオフ機能の付いていないアンプを使用している場合は、カットオフシステムを強くお勧めいたします。

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